市民医療講座「脳卒中予防と脳ドック」

 2024年3月9日、春先の少し肌寒い日、当院主催の医療市民講座「脳卒中予防と脳ドック」が開催されました。会場は熱気に包まれ、多くの方が熱心に講演に耳を傾けていました。

講師を務めたのは、当院脳神経外科医の鳴海治先生でした。鳴海先生は、脳卒中が命に関わるだけでなく、後遺症も深刻な問題であると強調されました。

講演では、脳卒中のリスク要因と予防方法について解説されました。高血圧や糖尿病などの生活習慣病の管理、禁煙、適度な運動などが重要であると指摘されました。また、自覚症状がない段階で脳の異常を発見できる脳ドックの重要性も強調されました。

講演後の質疑応答では、参加者から多くの質問が寄せられました。鳴海先生は一つ一つの質問に丁寧に答え、会場は活発な意見交換の場となりました。

脳卒中は、適切な予防と早期発見によってリスクを大きく減らすことができます。日々の生活習慣を見直すとともに、定期的な脳ドック受診を検討しましょう。

次回の医療市民講座は7月開催予定です。詳細については、後日お知らせいたします。お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。次回の開催も、どうぞお楽しみに！