リハビリテーション部 作業療法士の藤原です。
退職者もありましたが、4月より2名のリハビリテーションスタッフが増えました。気持ち新たに皆で頑張っています。
私自身1年目の頃は当然ながらうまくいかないことしかなく、日々悩んでいたことを思い出します。当然、今でもうまくいかず日々悩むことは変わりません。
私がリハビリをしていく中で大事にしていることは、「分からないけど、とにかく考える」ことです。考える力を持つ人は論理的思考が優れていること、これはもちろん間違いないと思いますが、「わからんけど、とにかく考え続ける力」これが大事だと思っています。
このような思考に至ったのも大学生のとき、教員に言われた言葉が大きく影響していると考えています。
「3割バッターを目指せ」
「リハビリはこれをやったら良くなるなんてそんな簡単なものではなく、10回打席をもらって3回ヒットを打てるか、そんな世界だ」と。
「リハビリでは10の方法を考えて3割当たれば上等。10でだめなら20の方法を考えろ」と。
入職しリハビリを行う中でその言葉の意味に気づき、わからないことに対し投げ出さず考える、これが大事だと思うようになりました。
これからも考え抜く、考える力をのばしていきながら、より良いリハビリを提供していきたいと思っています。